「天下とりぼー」が生まれたいきさつ

全国にその名が轟く国宝犬山城を仰ぎ見る城下町で生まれ、四百年に渡るお菓子としての歴史を持ちながら、“げんこつ”の認知度は決して高くありません。なぜなら、げんこつの魅力を掘り下げる努力を怠り、人々の心を惹きつけるような言葉で語ってこなかったからです。犬山を訪れた人々に語るに値する情報(=物語)を持ちながら、外へ発信しないのは、あまりにもったいない話です。日本史の中でも特に人気の高い戦国時代と深く結びついた、げんこつ誕生の由来や歴史、文化に今こそ光を当て、げんこつに秘められた魅力を炙りだし、夢と浪漫に満ちたお菓子であることを強く印象づけます。

ネーミングとパッケージデザイン

●ネーミングに関して
「天下とりぼー」のネーミングは、“げんこつ”が戦国時代の合戦の陣中食だったことに由来します。野心に満ちた武将たちが、天下とりを夢見て家臣たちにふるまったことは容易に察しがつきます。そこに着目し、天下をとるためのお菓子だから「天下とりぼー」としました。“とりぼー”と表記するのは、お菓子の形状が棒状ゆえのことです。

 

●デザインに関して
巻物をモチーフにしたデザインで、裏面に“げんこつ”が生まれた由来や、素材などを記します。巻物にしたのは、いかにも戦国時代の風情がよく伝わることと、天下をとるための秘伝が巻物に書かれていることを印象づけることで、げんこつの製法にも神秘性を持たせることができるからです。また、巻物は人に渡すものであるがゆえ、贈り物としても最適な形状といえます。

もう駄菓子と呼ばせない

“げんこつ”は、駄菓子として軽く見られる傾向があります。庶民的なお菓子で気軽に食べられことを受けての評価がそうさせているのですが、それはあくまで一面に過ぎません。なぜなら、げんこつは厳選された天然素材だけで作る、体にとてもよいヘルシーなお菓子だからです。今回のリニューアルを機に、駄菓子から体にもおいしい“信頼&安心"なお菓子への脱皮をはかります。

第2弾となる商品開発も進行中

第1弾は、犬山の魅力と歴史が伝わるコンセプトのもとに生まれ変わった“げんこつ”ですが、第2弾では、贅沢な国産の天然素材を惜しみなく使う製造過程に注目し、ここから新しい商品づくりのコンセプトを導きます。
第2弾となる、げんこつの新発売は、今年の初秋(9月頃)を予定しています。

高田屋製菓とは

犬山銘菓「げんこつ・きびだんご」の製造販売で知られる創業80余年を誇る老舗の和菓子製造メーカーです。昭和49年に法人化しました。真摯な菓子づくりが認められて、全国菓子大博覧会や愛知県菓子産業展などで数々の賞をいただいております。昭和52年には、第19回全国菓子大博覧会名誉金賞受賞の栄誉にも輝きました。

「逸品もっとよくなるプロジェクト」との関わり

犬山秘伝のげんこつ「天下とりぼー」の商品開発にあたっては、「逸品もっとよくなるプロジェクト」が大きく関与しています。「逸品もっとよくなるプロジェクト」とは、名古屋・岐阜で独自に活躍する地元のクリエイターが、地方を元気にするプロジェクトに共鳴して集結。逸品もっとよくなる推進委員会を組織し、互いのスキル、キャリアを発揮して、地域に埋もれた特産品や名産品に再び脚光が当たるようにブランディングからの見直しから図り、魅力ある商品として甦らせる取り組です。まったく新しい商品を開発することもあり、今回の「天下とりぼー」のように全国に発信できる観光資源や史実に注目し、新商品のコンセプトに盛り込んで開発することもあります。

パッケージ説明文

お問い合わせ先

有限会社 高田屋製菓  代表者 : 大澤 渡 創立 : 昭和49年法人化(創業80余年)

〒484-0083 愛知県犬山市東古券164
TEL:0568-61-1322 FAX:0568-62-6033  http://www.takadaya-kinako.co.jp

取材に関しては

有限会社エピスワード  代表者:岡田新吾

〒460-0008 名古屋市中区栄5-16-14  新東陽ビル6F 
TEL:052-251−0305 FAX:052-251-0310  E-mail:okada@episword.co.jp

 

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