企業・団体向け

オリジナル絵本の制作と活用

新しいブランディングのカタチとして「絵本」の活用をお勧めします。

絵本には、絵本だけが持つ魅力や可能性が満ちあふれています。

企業・団体向けのオリジナル絵本とは

企業や自治体・公共施設などの団体とコラボレーションしたオリジナルの絵本づくりを意味します。将来の顧客育成、CSR(企業の社会的責任)、キャラクターのPRなど、企業・団体向けのブランディングツールとしても「絵本」の注目度、関心度がいっそう高まっています。イベントで使われたり、新聞に取り上げられるなど、その効果も実証されています。また、絵本の制作にとどまらず、献本をはじめ、販促プロモーションやイベントなど、絵本を活用したコミュニケーション活動もサポートします。オリジナルの絵本は、新しいブランディングのカタチとしてその重要性が高まるばかりです。

オリジナル絵本づくりは、絵本出版において実績のある株式会社三恵社(本社:名古屋)とのコラボレーション事業となります

活用法と事例

活用法1

将来の顧客育成

絵本を読むのは小さな子どもたちです。彼らは将来的には見込み客となります。絵本を活用した子どもたちへの訴求は、動物園・水族館などの公共施設や会社の存続に不可欠なファンの獲得につながります。つまり、子どものうちから顧客育成が可能となるのです。

絵本
なんじゃ? にんじゃ? レモンじゃ!

文/岡⽥新吾 絵/藤井孝太 

監修/ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 発⾏/三恵社

将来の顧客育成

看板商品であるポッカレモンの60周年記念として、ポッカレモンのキャラクターである「レモンじゃ」の絵本を作成。最近、牛乳嫌いの子どもが増えているという背景のもと、ポッカレモンを利用した牛乳が飲みやすくなる方法を紹介。レモンのおいしさを通じて苦手なものを克服することをテーマにした食育絵本です。食育をテーマとしたCSR活動であると同時に、最近の若いお母さんがポッカレモンの使い方が分からないという課題を解消する狙いもあります。幼稚園・小学校での食育イベントで読み聞かせをするなど、ご活用いただいています。また、「連携に関する包括協定」を結んでいる北名古屋市の幼稚園・小保育園・児童館などに寄贈。市長への贈呈式も行われました。

活用法2

親子両方に訴求

絵本には、親子で一緒に楽しめる魅力があります。近頃は、お母さんだけでなくお父さんの読み聞かせも増えています。絵本なら一度に親子両方に訴求することができます。親子の共感を同時に得られ、さらに伝えたいテーマに対し親近感を持ってもらえるのです。

絵本
クッピーとラムのたのしい森のピクニック』

文/岡⽥新吾 絵/星野 雨 監修/カクダイ製菓株式会社 発⾏/三恵社

親子両方に訴求

カクダイ製菓様は1919年に創業し、100年近く愛されるお菓子を作り続けている会社です。その代表的な商品として「クッピーちゃん」と「ラムちゃん」のキャラクターで知られるクッピーラムネがあります。愛と友情の大切さを説くキャラクターの世界観を広げたいという目的で絵本を作成。1,000冊を小児科病院へ献本しました。子どもたちが、最初から最後までワクワクしながら読み通すことのできるストーリー展開にこだわりました。互いに自分の能力を生かしながら力を合わせてトラブルを乗り越えていくところがポイントで、子どもたちには助け合うことの大切さをアピールする連帯意識と、がんばった後にハッピーになれる達成感を味わってもらいます。

活用法3

設置場所の確保

パンフレットが入り込めない場所にも絵本なら置いてもらうことができます。例えば、病院等の待合室、図書館、小学校、幼稚園など。子どもが過ごす場所の多くで歓迎されます。一度置いてもらえたら、何年もの期間ずっと蔵書や文庫として置いてもらえるのでロングテールでPRができます。

絵本
うみのともだち、ぼくのともだち。』

文/岡田新吾 絵/日比享光 監修/名古屋港水族館 発行/三恵社

設置場所の確保

名古屋港水族館のたのしさや魅力を子どもたちに伝える絵本です。お父さん、お母さんはもちろん、兄弟や友だちと一緒に読んで、感想や意見を交わせるような物語のストーリーとなっています。主人公は海の生き物が大好きな男の子。名古屋の小学校に転校してきたばかりで知り合いもなく心細さでいっぱいです。そんな男の子ですが、名古屋港水族館では、さまざまな特徴をもった海の生きものたちと触れ合うことができ、元気になります。そして、勇気を出して学校の友だちを自分から「水族館に行こう!」と誘えるまでの成長を描きます。この絵本は、愛知県内の歯科病院に1,000冊献本されました。

活用法4

イベントで利用

絵本は、イベントやキャンペーン、展示会などで読み聞かせを行うことができます。親子をターゲットにしたサービスや商品のアピールをしたい企業や団体のアピールに有効です。また、企業や団体が主催する体験学習をする際のテキストとしても絵本は活用できます。

絵本
シャバーニ だいすき』

文/岡⽥新吾 絵/宮崎⼀⼈ 監修/東⼭動植物園 発⾏/三恵社

イベントで利用

この絵本は、絶滅動物園プロジェクトの一環として、人間のエゴや欲によって世界的に数が減りつつある動物への関心を高め、生態系破壊や環境問題について考えてもらうことを目的として発行されました。イケメンゴリラとして人気を集めている東山動植物園の雄ニシローランドゴリラも野生では10万頭以下と推定される絶滅危惧種に指定されています。絵本では、シャバーニの家族と仲良しのケンちゃん、ケンちゃんの双子の妹との心温まる交流を通じて、こうした野生の動物たちに興味をもってもらえる物語の内容となっています。テレビ局(実績:中京テレビ、メ~テレ)や書店における読み聞かせイベントで利用されました。

活用法5

認知度の低い仕事の理解浸透

社会的に意義のある仕事なのにあまり知られていない職業があります。利用者にハンディキャップがあって利用をためらわれるような仕事であれば、ありきたりな説明では理解されにくい場合があります、絵本なら利用者やサービス提供者のおもいを伝えやすく、共感も得られます。

絵本
わたし お姫さまになれたよ』

文/丑野 公輔  絵/榊原ますみ 監修/岡田新吾  発行/三恵社

認知度の低い仕事の理解浸透

ちぃちゃんは生まれつき目が見えません。ある日、お母さんが「今日は美容室にいってみようか?」と言いました。美容室に行ったことがないので、ちぃちゃんはドキドキ・ワクワク……。ちぃちゃんはあこがれのお姫さまになることができるのでしょうか。作者が福祉理美容士になるきっかけとなった、少女との心温まるエピソードを絵本にしました。ちぃちゃんと福祉理美容士ひろくんのふれあいを通して、福祉理美容士という仕事があるということを知ってもらいたい。そして、ハンディキャップを持つ方々にヘアカットや洗髪などのサービスを行うことで幸せな気持ちになってもらいたい……そんな思いで作られた絵本です。

活用法6

キャラクターの認知度アップ

企業が開発したキャラクターの認知度をアップさせることにより、企業に対する関心を高め、良い印象を持ってもらえることができます。その結果、企業が展開する商品やサービスの促進にもつながります。また、自治体においては町おこしにキャラクターを役立てることができます。

絵本
そお星人がやってきた!』

文/岡⽥新吾 絵/小澤晶子 発⾏/三恵社

キャラクターの認知度アップ

東国原英男氏出演の「そおですね体操」で有名な鹿児島県曽於市公認キャラクターの「そお星人」が絵本になりました。曽於市の魅力を伝えるために編集されたのです。絵本には、主人公のそお星人をはじめ、鹿児島県曽於市の名物や特産品に関連したキャラクターたちがたくさん登場します。そお星人は、青い空と緑の木々が広がる恵まれた土地ソオランドに突如現れます。そお星人は、愛と平和の使者なのです。しかし、仲間と幸せに暮らすソオランドの住人たちにとっては、宇宙からやって来た侵略者とみなされ、騒然となります。不安がるみんなが見守る中、ビフ長老が宇宙人に会いに行くと、宇宙人はにこにこしながら長老に抱きつこうと手を大きく広げました。そのとき、みんなは口々に「あぶなーい!」と叫びます。そお星人は悪者なのでしょうか。それとも味方なのでしょうか。そお星人と接するうち、しだいにそお星人がソオランドにやって来た目的が明らかとなっていきます。曽於市主催のイベントでは頻繁に利用される地元の人気キャラクターとなっています。 ★「そお星人」は鹿児島県曽於市公認のキャラクターです

絵本の販売と利用法

絵本の販売

取次店を通して全国の書店から事前注文や取り寄せが可能です。愛知県内の書店には、取次店を通して配本もできます。また、Amazonでも販売できます。出版することにより、書店やAmazonで目に触れる機会が増えれば、おのずと本が注目され、人々の関心も高まります。さらに、書店で読み聞かせなどのイベントが開催できるなど、今までにない活用も期待できます。

絵本の寄贈

出版したオリジナル絵本を地域の図書館や児童館をはじめ、小学校、幼稚園・保育園などに寄贈することで、地域貢献につながり、地域社会との結びつきを強固なものとします。たくさんのお子さんに待合室で楽しんでもらえるように病院や歯医者にも寄贈できるネットワークを整備しています。絵本のテーマに社会性を持たせれば、CSR活動にも発展します。

絵本発行の反響

絵本はマスコミの反響が大きくその効果も実証されています。

シャバーニ だいすき

中京テレビ、メ~テレの読み聞かせイベントの絵本に選出されたのをはじめ、各紙新聞(中日新聞、朝日新聞、産経新聞ほか)にも大きな記事で掲載されました。

クッピーとラムの
たのしい森の
ピクニック

関東地方の小児科のある病院を対象に1,000冊献本した行いが新聞の記事で紹介されました。絵本の展示会でも注目を集め、即売会ではいちばんの人気を誇りました。

なんじゃ? にんじゃ?
レモンじゃ!

食育をテーマとしたCSR活動を展開。北名古屋市の幼稚園や児童館などに絵本を寄贈しました。市長への贈呈式のようすが取材を受け、新聞記事で紹介されました。

制作スタッフとネットワーク

絵本プランナー 岡田 新吾 おかだ しんご

経 歴

1964年、岐阜県各務原市に生まれる。各務原市在住。

大学卒業後、東京のPR会社・広告制作会社を経て、30歳のときにUターン。これを機に、名古屋にて広告デザイン会社を起業。

広報や広告の仕事の傍ら、小学生を対象にした学年誌の編集にも携わる。

学研発行の「4年の科学」で7年間にわたり主役キャラクターを務めた『肉まん先生』のプロデューサーでもある。

やがて、児童小説にも創作の幅を広げ、処女作となる『約束のつばさ』を発表。

安城市図書館協議会の推薦図書に選ばれたのをはじめ、椋鳩十(むくはとじゅう)児童文学書賞にノミネートされるなど、話題を呼ぶ。

2冊目に上梓した高学年向けの児童小説『つばめの家』は、私立中学の入学試験問題集の問題文に採用される。

絵本の第1作目となる『くらげのなかよし兄弟 ヒーローになる!』は、羽島市全校の小学一、二年生を対象にした読み聞かせ本に選出される。

絶滅動物園プロジェクトの一環として2016年に発売された絵本『シャバーニだいすき』は、地元の中日新聞と岐阜新聞を皮切りに、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞など中央紙の記事でも大きな扱いで紹介される。

2017年に発行された幼児向け絵本『のび〜る のび〜る』は、YouTubeを活用した読み聞かせの映像を一般公開し、話題を呼ぶ。

https://youtu.be/J-lnVzJ3dmo

電子書籍やモバイルサイトにおける絵本やマンガ連載の実績も豊富。日本ペンクラブ会員。

【児童小説・絵本】

「約束のつばさ」

「つばめの家」

「はぐろとんぼのぼうけん」

「シャバーニ だいすき」

「うみのともだち ぼくのともだち。」

「なんじゃ?にんじゃ? レモンじゃ!」

「クッピーとラムの
たのしい森のピクニック」

「のび〜る のび〜る」

「くらげのなかよし兄弟 ヒーローになる!」

【学年誌】

「4年の科学」(学習研究社 2004〜2010年)

【電子書籍】

「なんかへん? なんかいい!」

「わたしの さがしもの」

「赤いでんしゃが みえたら」

「肉まん先生 4コマまんが 1巻」

【モバイルサイト】

● 代表作

『約束のつばさ』 KTC中央出版(2009年5月発行)★安城市図書館協議会 2009年冬の推薦図書に選定

『つばめの家』 東北出版企画(2013年4月発行)★2019~2022年 私立中学入学試験問題集の問題文に採用

『シャバーニ だいすき』三恵社(2016年7月発行)★東山動植物園の監修を受けた初の公式ライセンス絵本

『うみのともだち、ぼくのともだち。』(2015年1月発行)★名古屋港水族館の監修を受けた初の公式ライセンス絵本

デザイナーとイラストレーター

絵本づくりに長けたデザイナーとイラストレーターが在籍します。経験も実績も豊富で、作家&編集者とあわせてワンストップで絵本づくりに対応できます。中日新聞社発行(毎週土曜日)の子ども新聞『こどもウイークリー』は、レギュラーで担当しています。また、小学生が学校の授業で使うサブ教科書づくりにも長く携わっています。

外部のイラストレーターと連携

オリジナリティの高いイラストタッチをご希望の場合は、弊社スタッフ以外のイラストレーターを起用します。弊社は10名以上の信頼のおける外部イラストレーターと連携をはかり、オリジナル絵本の制作に対応しています。それぞれタッチが異なるので、ご希望にあった最適なイラストレーターを紹介できます。

絵本制作実績

2001年

絵本『この気持ちどうしたらいいの?』(学習研究社)企画・編集

2009年

絵本『くらげのなかよし兄弟 ヒーローになる!』(東北出版企画)執筆、羽島市読み聞かせ図書(羽島市の全小学校の1、2年生対象)に選出

2015年

絵本『うみのともだち、ぼくのともだち』(三恵社)企画・執筆、監修/名古屋港水族館

2016年

絵本『シャバーニ だいすき』(三恵社)企画・執筆、編集、監修/東山動植物園

2017年

絵本『なんじゃ?にんじゃ?レモンじゃ!』(三恵社)企画・執筆、編集、

監修/ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社発行の食育絵本

絵本『のび~る のび~る』(三恵社)執筆、編集、装丁

2018年

絵本『そお星人がやってきた!』(三恵社)執筆、監修/鹿児島県曽於市公認キャラクター

絵本『クッピーとラムのたのしい森のピクニック』(三恵社)執筆、編集、監修/カクダイ製菓株式会社

2019年

絵本『あちち あちち』(三恵社)執筆、編集、装丁

2020年

絵本『はぐろとんぼのぼうけん』(三恵社)執筆、編集、装丁

2020年

絵本『わたし お姫さまになれたよ』(三恵社)監修

■児童文学

つばめの家

発行・発売:東北出版企画

・中学校入学試験 問題集の問題文に採用される

約束のつばさ

発行:ゆいぽおと 発売:KTC中央出版

・安城市図書館協議会の2009年冬の推薦図書に選定

■小学生向け学年誌

4年の科学

発行・発売:学習研究社

・2004年4月号〜2010年3月号まで

6年間にわたり表紙と巻頭ページにて連載

4年の学習

・2003年6月号〜2004年3月号まで

1年間にわたり読み切り漫画を連載

■モバイル公式サイト

肉まん先生(絵本・4コマ漫画)

ドコモ公式サイト:「えらべるJ-POP」

アニマルプロレス(娯楽小説)

EZweb公式サイト:「最強スクリーン★メロディ」

おでんつ湯(絵本)

EZweb公式サイト:「最強スクリーン★メロディ」