事業概要

地元の逸品ブランディング

ブランディングが必要な理由

地方には埋もれた逸品がたくさんあります。
しかし、その大半は狭い地域の流通にとどまり、表舞台に出ることがありません。

 

せっかく優れたこだわりの逸品があっても、知られていなければ、、宝の持ち腐れです。

 

日の目を見ないのは、逸品の履歴が伝わっていないからです。
(履歴とは、誕生秘話、開発者のこだわり、職人さんの技術などを指します)
さらに、見た目の魅力に乏しいことも原因の一つにあげられます。

 

生活者の購買意欲をかきたてる可能性を秘めた商品なのに、メッセージが届いていなかったり、パッケージ等の見た目の印象が弱くて、損をしているのです。

 

こうした問題を解決してくれるのが「ブランド」です。
逸品の価値や魅力が伝われば、生活者はきっとその商品のよさに気づいてくれます。気づいてくれれば、ファンになってくれます。ファンになってくれれば、お願いもしていないのに、勝手に宣伝(口コミ)もしてもらえます。

あるものを最大限生かす

私たちの考える逸品ブランディングは、“今あるものを最大限生かす”ことが、基本方針です。そもそも、一から作り直さないといけないものは、その時点で逸品の対象から外れます。

 

ブランディングにおいても、費用対効果の高さを常に念頭に置いて取り組みます。

 

まったくコンセプトの異なる新商品でもない限り、新しい規格の試作品をつくる必要はありません。製造メーカー様に負担をかけることなく、魅力ある商品に変身させるのが、私たちのミッションと考えます。

流通と情報発信に力を注ぐ

正直に申し上げると、クリエイターの私たちにとって、流通は自分たちの仕事のキャリアからいちばん縁遠い分野の課題です。

 

しかし、私たちは「商品のブランディングだけ済ませたら、それで終わり。あとは勝手にやってください」というスタンスはとりたくありません。なぜなら、地域の逸品を継続して売っていける流通網づくりに長けた人間が圧倒的に不足しているからです。

 

そして、流通と合わせて、商品の情報発信ができる人間も圧倒的に足りません。

 

足りないものは、自分たちの手で補うしかありません。
求められるなら、私たちは、流通システムづくりにも果敢に挑戦します。
経験不足は否めませんが、方法論はわかっています。すでに始めている取り組みもあります。ネットを活用した新しい流通づくりでは、その分野の知識とネットワークを持つ私たちの方がむしろ有利です。

 

「逸品もっとよくなるプロジェクト」の運動が全国に広がれば、さらに新次元の流通網が確立されるはずです。

コラボレーション推進

最近「コラボレーション」という言葉をよく耳にします。日本語に訳すと「協業」に近い意味となり、さまざまな分野で多種多様な成功事例を生んでいます。

 

地域ブランディングにおいても、コラボレーションは大きな力を発揮します。

 

情報の共有化、販売ネットワークの連携等が可能となり、ブランディングの浸透をいちだんと深め、そのスピードを加速させるのです。

 

企業どうし、あるいは企業と行政など、コラボレーションにはいくつかの組み合わせがあります。いずれにせよ、互いの強みを補えば、単体では実現不可能なことも、解決の道を見いだすことができます。

 

また、コラボレーションの関わり方も、商品開発に限らず、情報発信、イベント運営、プロモーションなど、互いの利益と目的に応じていろいろな選択肢があります。

実施にあたり気をつけたいこと

一口にブランディングと言っても、いろいろな手法があります。
すばらしいアイデアはすぐに取り入れます。
最初は真似でも、カスタマイズを重ねれば、応用の効くオリジナリティになります。

 

そのいっぽう、いくら短期間で効果が上がったブランド手法があると聞かされても、ブランド構築の枠から外れたやり方には慎重になります。

 

たとえば、プロジェクトの統一性と連帯感をはかるために、派手な名称とオリジナルキャラクターを掲げて打ち出すやり方。マスコミ受けはいいかもしれませんが、これはマーケティングであって、ブランド構築ではありません。
なぜなら、マーケティングは「売れる仕組みづくり」であるのに対して、ブランド構築は「売れ続ける仕組みづくり」にあるからです。

 

私の体験談ですが、祖母の代から使っている和蝋燭の上蓋にヘンテコリンなキャラクターが描かれているのを見つけたとき、今まで商品に寄せていた信頼が一瞬にして消え失せました。商品の魅力を伝えるブランディングではなかったからです。

 

商品を提供する側のエゴや独りよがりが透けて見えるようなブランド構築は、結局のところ、その浅はかさを生活者に見抜かれてしまいます。

 

ブランドは、ユニークなだけでは成り立ちません。また、「売る」ことばかりに気をとらわれすぎると、すぐに価格競争の波に巻き込まれてしまいます。「目立つ」ことばかり考えていると、最初はおもしろいと言ってもらえてもすぐに飽きられてしまいます。

 

地元の逸品ブランドを育成するためには、何度も買ってくれる、何度も訪れてくれる、価値創出と魅力伝達を継続して行わなければなりません。

 

▲このページのトップ