第5回定例会報告書
日本酒提供
明治のはじめ、熊本の酒はほとんど赤酒であった時代、創業者吉村太八はいち早く清酒の製造に着手。明治20年、兵庫県より丹波杜氏を招聘、製造技術の研究と改良に努めました。明治22年元旦、「瑞鷹」の酒銘が始まりました。
会社名 |
瑞鷹 株式会社 |
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住所 | 熊本市川尻四丁目6番67号 |
TEL | 096-357-9671 |
FAX | 096-357-8963 |
URL | http://www.zuiyo.co.jp/ |
社長 | 吉村 浩平 |
創業 | 慶応3年 (1867年) |
開催概要
日時 | 平成23年9月15日(木)19:30~21:30 |
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場所 | 割烹「武儀一」 |
参加者数 | 25名(男性15名、女性10名) |
提供していただいた日本酒
東肥赤酒 |
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感 想 | |
・初体験におお酒でびっくりした(男女ともに多い) | |
・カクテルみたい(女性の感想) | |
・飲みやすいけど、飲み過ぎてしまいそう(女性の感想) | |
・ミルク割りがよかった(男性の感想) | |
・アイスクリームにかけたい(女性の感想) |
純米大吟醸 瑞華瑞鷹 |
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感 想 | |
・本当においしい!(男女ともに多い) | |
・口当たりがよくて飲みやすい(女性に多い) | |
・米の味わいを感じる(女性に多い) | |
・贅沢なお酒、特別な日に飲みたい(男性の感想) | |
・キレがよく、いくらでも飲める(女性の感想) |
純米吟醸酒 崇 薫 生原酒 |
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感 想 | |
・後味がすっきりしている(男女ともに多い) | |
・初めて味わう日本酒(男女ともに多い) | |
・香りも楽しめるお酒(男女ともに多い) | |
・香りがいい、香りが好き(女性に多い) | |
・肴なしでも飲める(男性の感想) |
純米酒 菜 々 | |
感 想 | |
・ふくよかさを感じた(男女ともに多い) |
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・ごはんに合う(男女ともに多い) | |
・ぬる燗がおいしい(男女ともに多い) | |
・親しみやすいお酒(女性の感想) | |
・ホッと落ち着くお酒(女性の感想) |
瑞 鷹 純米 にごり酒 |
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感 想 | |
・すっきりしていて飲みやすい(男女ともに多い) |
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・旨味と甘味を感じた(女性の感想) | |
・こんなに飲みやすいにごり酒は初めて(女性の感想) | |
・マッコリより飲みやすい(女性の感想) | |
・さっぱり系のにごり酒(男性の感想) |
芳醇純米酒 瑞 鷹 |
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感 想 | |
・コクがあっておいしい(男女ともに多い) |
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・ちょっと酸っぱさを感じた(女性の感想) | |
・香りがよい、この香りが好き(男性の感想) | |
・気軽に毎日飲みたい(男性の感想) | |
・ちょっと印象薄いかな(女性の感想) |
今回のお品がき(料理)
人気投票
今回の人気ベスト3は下記のとおり
- 純米吟醸酒『崇薫 生原酒』
- 純米大吟醸『瑞華瑞鷹』
- 純米酒『菜々』
ラベルの印象
- 読みにくい(瑞鷹)のが難。
- スマートな印象。
- 伝統重視か今風なのかハッキリしない。
- ありがちなのでもっと個性があってよい。
- 全体的ににおとなしい。
蔵元の印象
- 「ずいよう」と呼んでもらえるためのPRが必要。
- 蔵のスタッフの方の説明に勢いを感じた。
- 真面目な印象、硬派な印象をもった。
- 日本酒はどれも個性的(しかしPRが足りない)。
生産地について
- 熊本で醸される日本酒のイメージが変わった。
- 熊本の水がこんなにおいしいとは知らなかった。
- 尾張の日本酒との違いがよくわかった。
- 今度は生産地である熊本で飲んでみたい。
その他の感想
- 瑞鷹の吉村さんの説明が熱くてよかった。
- 席をまわって説明してくださるのがよい(質問も気軽にできるので)。
- 熊本の歴史をもっと全面に出してPRすべきだと思う。
- 日本酒に合う料理ばかりで感心した。
第5回定例会「瑞鷹 株式会社」総評
一言で言うと、驚きの多い定例会だった。慶応3年創業という長い歴史に驚き、熊本の日本酒の味わいに驚き、初めて出会う赤酒にもびっくりさせられた。
熊本というと、どうしても焼酎を連想してしまうが、こんなにおいしい日本酒が醸されていることを知り、ほとんどの参加者が、瑞鷹ブランドのレベルの高さを知ることとなった。お世辞ではない。
その証拠に、ご提供いただいた日本酒がほとんど残らなかった。
またご持参いただいた仕込み水のおいしさも話題になった。世界の50万人以上の都市で、水道水源を100%地下水だけでまかなっているのは熊本市だけとのこと。
おいしいのには理由があるのだ。
さらに、赤酒の製法や地元での使われ方にも興味を持つ方が多かった。こうした話もお酒をおいしくいただくための肴になることを強く実感した。
必然と蔵元様には、もっとこうした物語を有効に活用すべきとの声が多く寄せられた。